子供じかんといえば
こどものじかんが有名ですアニメにもなりました
こどものじかんは、私屋カヲルさんが書いたマンガ作品です。「COMIC HIGH」(双葉社)の2004年3月創刊号にて読み切り作品として掲載されました。第5号から正式に連載されたものの、同誌が6号で一旦休刊したのに伴い連載終了とまりました。その後、2005年4月に新装刊した「コミックハイ!」Vol.1(漫画アクション増刊・2005年5月22日号)より旧「COMIC HIGH」時代の設定を全てリセットしたうえで連載を開始し、現在に至ります。こどものじかんが単行本化されているのは「コミックハイ!」掲載分のみですが、旧「COMIC HIGH」掲載分の単行本未収録話(全3話)は、双葉社とデジブックジャパン他が2006年4月28日にオープンしたウェブコミック誌「COMIC SEED!」で順次、無料配信されましたが、現在は公開終了となっています。こどものじかんの舞台は、とある小学校。新任の教師、青木大介と九重りんをはじめとする、超個性的な生徒達とのお話です。大介を気に入ったりんは、子供とは思えない過激な手段で彼を誘惑します。子供達に振り回される大介の悩み多き教師生活の物語なのです。
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こどものじかんは、一般コミック誌に連載されてた作品ですが、九重りんをはじめとする「おませ」のレベルを超えた過激な子供達の言動が話題となり、コミックス第1巻は発売と同時に即日完売状態となりました。4巻までの累計も75万部を超えるヒットとなっています。こどものじかんは、アメリカで翻訳出版を予定していましたが、物語の中心となる教師と小学生の関係に対しての懸念からか、出版中止となっています。こどものじかんに限ったことではないのですが、最近では、日本のマンガは、北米やヨーロッパでの出版が拡大しています。けれども、日本マンガの現地での存在感が高まるにつれて、日本との価値観の違いによる摩擦の発生が懸念され始めています。特にボーイズラブなどの男性同士の恋愛を扱ったものや、性表現、暴力表現などにそうした可能性がありまする。実際にこれまでも、図書館から一部のマンガが撤去されるなどのケースが出ていたりしています。
こどものじかんは、2007年10月から12月にかけて、テレビアニメが放送されました。声優さんもいい感じですし、作画も原作に忠実で崩れることはほとんどなく、原作ファンからの評価も高いです。ただし放送倫理という巨大なルールがあるので、自主規制だらけなのか、原作に見られた過激な表現は控えめ、もしくはカットされているようです。テレビでの表現上問題のある部分は、別の画を挿入したり、セリフに効果音を被せて隠していて、中には会話の内容がまったく分らない場面も多いです。結局、放送できてもこのような有様ですので、放送を決定しておきながら、直前に放送を取りやめたテレビ局も何局かありました。また、こどものじかん やすみじかん「あなたがわたしにくれたもの」のタイトルで、コミック版こどものじかん第4巻特別限定版に付属されていたOVAがあります。テレビアニメに先駆けた予告編的(時間はほぼテレビアニメ一本分と同じ23分)な内容で、ほぼ自主規制無しで原作に忠実に作られています。スタッフ曰く、地上波では絶対に流せないネタを詰め込んでいるとのことです。
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